QY20 22号機:③油断大敵

2025/11/02

22号機 YAMAHA QY20 電子回路

 無事、起動に成功した22号機。続いて、液晶の修復を行う。この機体は、液晶焼けもなく、正常に表示する液晶モジュールだったので、コンデンサ交換すれば表示するはず。

ちゃちゃっと交換のはずが、なんとパターン剥がれをやってしまった。しかも2か所。無水エタノールに漬けたあとは、剥がれやすいのか?

1か所はコンデンサの片方だけなので、ジャンパー接続できたのだが、もう1か所はコンデンサの両方の足とも剥がれたので、空中配線となってしまった。


一応修復して、表示させてみると、、、、表示しない。全ピクセル濃厚表示。電圧を測ると,

-4v程度。うーん、これ以上深追いはやめて、代替液晶にすることに。

簡単な作業でも、慎重に行うことですね。


続いて、バックアップバッテリーが不足状態。ひょっとして、バッテリーチェック用の信号線の断線もあるので、電圧を測定。0.7vくらいしかない。バッテリー交換ですね。これもちゃちゃっと交換。慎重に行う部分は、ほとんどないけど、慌てずに作業。無事交換。


工場リセットして、状態チェック。

・Phone/Lineとも音が小さい

・MIDIチェックでエラー

・RECのLEDが点かない

まずは、この3点の修復ですね。

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