22号機の次の作業は、音出力。21号機と同様に、後段(終段)のコンデンサを交換。液晶部分の失敗を糧に、慎重に作業。「ネジネジ」でなく、同じ方向での「ゆらゆら」方式は、パターンを剥がしやすそう。21号機と同じ作業なので画像は省略。
4つのコンデンサを交換し、確認すると、、、、ほぼ問題なし。本来は、Phone出力はもう少し大きくてもいいはず。前段のコンデンサを交換していないからかな。
続いて、RECの赤いLEDが点かないのは、、、調べてみると、Gatewayとviaの部分で断線しているみたい。このviaは、ICの裏にあるので、対応できず。直接ジャンパー接続して、修理完了。
あれ? NOT出力がダメダメ。
ということで、IC13の故障が濃厚。ここは、MIDI-IN・MIDI-OUTとも使っているので、納得できるが、RESETも使っているので、起動できているのが不思議。とはいえ、一部が壊れることもあるので、まずは交換。
ICはヒートガンで剥がすしかないので、まずは養生。周囲のチップを吹っ飛ばさないようにマスクして、さらに熱対策で重ねてテーピング。
ヒートガンで一気に熱を加え、ICが緩くなったところでそっと剥がす。無理に剥がすとパターンも剥がすので注意。熱でパターンもはがれやすくなっているので、要注意。ヌルっと剥がれた。ランド部を整形。新しいIC(74HC14)をはんだ付け。このサイズの74HC14は、すでに秋月では販売終了。マルツオンラインではあるみたい。手元には、20個ほどあるので部品切れになることはなさそう。はんだ付けがうまくいかず、数本浮いた状態になるので、はんだ付け、チェック、を繰り返す。すべて、結線できたみたい。
電源ONして、試しにバックアップツール(自作)からデータをリストアしてみる。
おぉ、、、受信してる。試しに、ファクトリーチェックで、MIDIのテストをしてみる、、、、結果:OK。
これで、22号機もほぼ修理完了。あとは、代替液晶に換装して、戻すだけ。液晶部のコンデンサ交換に失敗したのが、辛いなぁ。





