QY20 21号機:③引き続き、信号線のチェック

2025/10/26

21号機 YAMAHA QY20 電子回路

前回の続きで、 アドレス線、データ線の結線をチェックするが、つながっていた。

オシロスコープで見ると、なんかタイミングによるみたい。起動が安定していないかも。

試しに、メモリクリア(DWN+UP+A#)すると、起動画面(崩れた画面)が出て、そのまま、ブラックアウト。

起動画面が出たということは、CPU周りは動いているということ。画面の崩れ方から、LCDコントローラ、LCD用SRAMのアドレス線の一部が切れていそう。ということで、ゲートアレイとLCDコントローラ、LCD用SRAMの結線をチェック。

LCDコントローラとLCD用SRAMは基板の表裏になるので、チェックが面倒。チェックした結果、断線は見つからなかった。LCDコントローラにジャンパー線をはんだ付けするのは、とても苦労するので、断線がなかったのは良かった。


しかし、ではなぜ、こんな画面になる? 画像データは、メインROMにあるのかなぁ。もう一度、メイン側の結線状態のチェックが必要そう。

再度、起動画面を表示させようとしても、なかなか表示処理までたどり着かない。メモリクリアは関係なさそう。電源を抜いて、残電力を放電させると、起動まで行きやすいが、それでも稀。各ICのタイミングなのか?

記号画面が表示されても、表示終了後、ブラックアウトするので、メインメモリ側の問題はありそう。一回だけ、起動後のこんな画面が出たのは、なにか遊ばれている感じ。。。



続く。




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