QY20 13号機。動かない原因を探します。ダンジョンの世界です。
- 主要チップの電源供給、グランド接続:OK
- リセット信号:OK
- キーボードIFからCPU/GateArrayとの接続:OK
あとは、CPU・各種IC間のアドレスバス、データバスです。これは、DIP型ROMの足を使えば、基板の両面でチェックでき、かつプローブしやすいです。
- YMF258F/YMF専用ROMの全信号線:OK
- GateArrayの全信号線:OK
- ROMとRAMの全信号線:OK
ここまで、OKです。すなわち、各ICの接続は接続に断線はありません。アドレスバス、データバスは、ROMの足を使ってテストしているので、CPUとの接続は未チェックです。最後に、CPUとアドレスバス、データバスのチェックです。
- アドレスバス:A7が断線
- データバス:OK
A7が断線していました。これだけが原因とは限りませんが、動きかない原因の1つです。しかし、断線箇所が隠れてしまっています。
左から、9番目のピンです。配線はCPUの下に入って、その中でViaを通して裏側につながっています。
周知方法は、CPUの足とROMを結線するしかなさそうです。しかし、、、この0.65mmピッチへのジャンパーは至難の業です。まずはこて先を調達ですね。