引き続き、11号機の修理。
音出力で、LineとPhoneの分岐後にあるコンデンサは、C57とC72。
交換しやすい位置なので、そのまま交換。足のハンダを溶かして剥がそうとしたけど、なかなか剥がれないので、無理せず、ネジネジ方式に変更。ランド剥離しないように、下の台座をピンセットで抑えて、左右に振って無事、剥離。ランドを均して、新しいコンデンサを半田付け。
ストックの都合上、コンデンサの耐電圧が16Vから35Vに替わってしまったけど、影響ないと思っています。そして、演奏、、、音は出ていますが、若干、R側の音が小さい。L側の90%ほど。気になるレベルなので、関係なさそうだけど、Phone側のコンデンサも交換してみる。
Phone側のコンデンサは、C56とC71。ここはステレオ端子に囲まれていて、はんだ付けが超難関の場所。前回、端子を外す方法でうまく行ったので、今回も端子を外す。このステレオ端子は、はんだ吸い取り器「スッポン」できれいに外せる。
これでハンダ作業スペースができたので、コンデンサを取り除き、ランドを均す。
新しいコンデンサを半田付け。ここも耐電圧が替わっている。Line側と合わせたほうがよいのかなと、勝手に想像。
ステレオ端子を戻す。
さて、音の出方は、、、、やはり、R側の音が若干小さい。他のQY20も同じ現象が出ているのがある。経年変化によるチップの問題がありそう。しかし、あとは、トランジスタ、抵抗、セラミックプコンデンサしかなく、壊れそうもないし、調べようもない。
ひとまず、これで終了かなぁ。