5号機に続いて、6号機もMAX680を交換作業を開始。6号機は、まだMAX680を実装したままなので、剥がす作業から行う。表面実装剥がしのために、小出力のヒートガンを買ったのだが、出力が足りず、5号機でのチップ剥がしでは、パターンも剥いでしまった。なので、以前から持っているヒートガンで短期決戦で剥がす。
まずは、準備。これが大事。QY20基板修理用の台に載せる。
剥がすチップの周りにマスキングテープを何重にも貼る。
ヒートガンで一気に加熱。マスキングテープが焦げ始めたら、剥がすタイミング。ピンセットで少し力を加えながら、剥がす。熱が不十分だとチップとパターンがつながったまま、パターンまで剥いでしまう。熱を加えすぎると、近くのチップまで外れてしまう可能性あり。
以前は、マスキングテープが焦げると焦ってしまったが、今は、タイミングの指標にしている。うまく剥がれた。
フラックスリムーバーで掃除し、古いハンダを吸い取り、新しいハンダでパターンを成形しておく。
続いて、新しいチップを実装し、電圧を測ってみる。
なんと、、、-10v出ていない。
ハンダ不良や結線を調べると、pin7とC26のプラス側の接続が切れていた。しかも、ビアでなく、ビアにつながるパターンが切れている。見た目ではわからない。この機体で液晶表示されなかったのは、MAX680の問題でなく、このパターン切れが原因だったかも。ジャンパーをはんだ付け。
再度テスト。-10v出た。
やれやれ、1つ勉強になりました。
6号機の液晶は、9号機に使ってしまったので、水没した故障液晶しかなく、表示できない。
5号機の液晶につなぐと、正常に表示された。
完全復活には、液晶モジュールが必要ですが、入手困難ですね。。。