QY20 オリジナル機:①現状

2023/07/10

YAMAHA QY20 電子回路

 1992年12月9日に予約購入したQY20の現在の姿です。

液晶が映らなくなり、ボリュームの改造を試みたり、液晶を交換しようと液晶モジュールを探したり、かなり悪戦苦闘していました。他でも書きましたが、映らなくなったまま、10年位保管してました。捨てようと思い始めた頃、MAX680のコンデンサ容量抜けの情報を知り、捨てる前に試したところ、復活したQY20です。



経験不足のため、至るところを半田ごてで溶かしたり、生々しい傷跡があります。


C56, C71も交換しています。回路図を見ると、PhoneとLine、それぞれのオペアンプの出力に関係するコンデンサですね。

状態はかなり悪く、

  • Phone端子の右の音が出ない
  • LineOutは、音が小さく、こもっている
ということで、まずは音質を良くすることですね。右の音が出ないのは、断線と思われるので、時間がある時に辿ります。

余談ですが、最近、手に入れたQY20はかなりの確率で、コンデンサを交換してもMAX680が正常に動作しません。MAX680はコンデンサが容量抜けしたまま使うと、性能劣化するのかもしれません。

オリジナル機は、なんとか復活しているので、壊さないようにしたいです。

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