1992年12月9日に予約購入したQY20の現在の姿です。
液晶が映らなくなり、ボリュームの改造を試みたり、液晶を交換しようと液晶モジュールを探したり、かなり悪戦苦闘していました。他でも書きましたが、映らなくなったまま、10年位保管してました。捨てようと思い始めた頃、MAX680のコンデンサ容量抜けの情報を知り、捨てる前に試したところ、復活したQY20です。
経験不足のため、至るところを半田ごてで溶かしたり、生々しい傷跡があります。
C56, C71も交換しています。回路図を見ると、PhoneとLine、それぞれのオペアンプの出力に関係するコンデンサですね。
状態はかなり悪く、
- Phone端子の右の音が出ない
- LineOutは、音が小さく、こもっている
ということで、まずは音質を良くすることですね。右の音が出ないのは、断線と思われるので、時間がある時に辿ります。
余談ですが、最近、手に入れたQY20はかなりの確率で、コンデンサを交換してもMAX680が正常に動作しません。MAX680はコンデンサが容量抜けしたまま使うと、性能劣化するのかもしれません。
オリジナル機は、なんとか復活しているので、壊さないようにしたいです。