液面からの距離を測るセンサーは、趣味の範囲で買えるセンサーでは、光学式は無理だと判断しました。ただ、泡面(ムースや石鹸の泡状)からの距離には、光学式でも使えることが分かりました。逆に泡面だと、超音波では誤差が大きいみたいです。(乱反射する?)
そもそも、光学式による測距センサーの精度がどれくらいなのか、実験しました。
テストしたセンサーは、GP2Y0E02Aのアナログセンサーです。4cm~50㎝を計測できます。PICを使って、計測表示できるようにしました。
20msごとのアナログ電圧を測定しましたが、ばらつきが多すぎました。PICのAD処理は、2μsでできるので十分な時間はあります。Vrefもセンサーに供給する電圧を参照しているので、電圧の揺らぎ影響も少ないはずです。
ばらついた値が極端(でも範囲内)なので、除外処理を入れました。20回程度計測して、中央の8個を有効値とみなし、平均化。これでやっと、使えそうな計測値になりました。それでも1cmから2cmの計測幅があります。mm単位の計測には使えませんね。
以前作った、サスペンションモニターのが精度がよさそうです。