電子工作で使う工具(8):計測器

2023/02/17

工具 電子回路

 ワンチップマイコンを使った電子工作では、入出力信号を調べたくなる場面が必ず出てきます。UART通信やI2Cは、必須です。


以前は、カメレオンUSBという簡易ロジアナを使っていました。名前の通り、USB経由で、Windowsで波形を表示します。チャンネル数も多かったのですが、3チャンネルもあれば十分でした。測定電圧を間違えたのか、いくつかチャンネルが使えなくなりましたが、チャンネルが多かったので、よく使っていました。Win7の頃から対応しなくなったため、アマゾンでポチった中国製の怪しげなロジアナがこれです。



コピー商品のようで、ソフトは本家のソフトを使います。本家はお怒りのようです。加担している私も同類ですね。。。

8チャンネルあります。精度はイマイチですが、50MHzくらいまでは測定できます。トリガでのロギング開始もできるし、トリガもアップ、ダウン指定可能です。ほぼこれで、事足ります。

デジタル回路は、ロジアナで事足りますが、アナログになると、ロジアナではどうしようもありません。デジタルオシロが必要になります。オペアンプの増幅などを計測するには、必須ですね。デジタルオシロが主流ですが、どれも高いです。

こちらもAmazonで格安のデジタルオシロがあります。期待せずにポチりました。



こんなグラフも出るようです。



使ってみたところ、精度は全くないですが、波形や大まかなレベルを測るには十分です。

このレベルの計測器で済んでいる趣味レベルの電子工作ですが、本格的な計測器がなければ、本格的な電子工作は無理ということです。

仕事でも電子回路(の入門レベル)を扱うようになったので、まともな計測器を揃える時期かなと、思い始めています。



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