YAMAHA QY20のデータバックアップ回路(16) 「基板到着、動作テストOK!!」

2022/09/19

YAMAHA QY20 バックアップツール 電子回路

 発注した基板が届きました。

  • 9/7  21:28 注文受付
  • 9/9  01:14 生産開始
  • 9/13  9:42 生産完了
  • 9/13 15:02 発送
  • 9/19 12:00 到着
意外に早く届きました。送料の安さにつられて、Japan Direct Line(sagawa系?)を選択、輸送に5~9日かかると書かれていました。実際には8,9日と予想していたのですが、6日で届いたというのは、以前に利用した他の輸送会社(ocs:ANA系?)と遜色ないです。トラッキングはできませんでしたが。。。



注文の10枚のうち、1枚に部品を載せて、回路チェック。プリント基板は見た目もきれいになるし、配線が切れたり、はんだ付け不良が起きにくいのでいいですね。

なんと、回路をミスっていました。試作から、部品点数を減らすために、変えたところ。想定より、電圧が低いため、動かない部分がありました。アナログ回路に弱い私が、テストもせずに変更したのが原因です。

電圧が落ちた部分のLEDを取り除くと動きます。しかし、動作表示LEDなので、表示させたい。考えた挙句、基板配線を削って、断線させ、ジャンパーを飛ばすことで対応できました。

構想開始は7月。ブログに書き始めて、一か月近く経ちました。7月から初めて、ここまで来るのに、合計4つの回路を作りました。

左上が、試作一号機。単に、MIDI通信を、PCのRS232C通信に変えているだけです。MIDIは31250bpsなので、PCに38400bpsで送ります(バッファオーバーさせないため、送り出すほうを高速にします)。逆は、PCから19200bpsで受け取り、MIDIに送ります。PCでは、バイナリ受信と、バイナリ送信できるアプリが必要です。

右上が、試作二号機。一号機では、アプリが必要なので、使いづらいです。EEPROMを内蔵し、そこにバックアップします。このブログで作ったものです。

左下が、試作三号機。二号機は、デバッグのため、いろいろつけています。また、バックアップデータ量を見誤り(調査不足)、途中で仕様を変えたので、使わないスイッチもありました。その整理と、通常使用に耐えうる配線・はんだ付けにしたのが、三号機でした。

右下が、最終版。三号機でも、使い続けるには、配線、半田付けに不安があります。忘れた頃に断線が起きたら、直す気になりません。また、LEDが配線しやすい場所にあるため、後々、何のためのLEDか分からなくなりそうです。ということで、だれでも、簡単に使えて、壊れにくいように、プリント基板化しました。

「誰でも」「簡単」「壊れにくい」ということで、希望者が居れば、販売も考えています。
そのためには、ケースが必要なので、3Dプリンタで作成予定です。




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