ラップ計測1-⑤ センサーを赤外線にしてみました

2017/08/06

ラップ計測 電子回路

 磁気バーと磁気センサーで、ほぼラップタイム計測できるのですが、何かの問題で、誤検知が多くなるときがあります。センサー側の問題のようなので、赤外線を使う方法を試してみました。


最初にセンサーを考えたときに、赤外線をあきらめた理由が、赤外線をうまく検知できないためでした。

なので、強力な赤外線発信器を作ってみました。自然光の赤外線と区別するために、38kHzでの発信です。NE555を使ったアナログタイプと、PICを使ったデジタルタイプの両方を作ってみました。アナログタイプは、熱変動に弱く、熱くなると周波数がずれてしまいました。デジタルタイプのが回路も簡単だし、プログラムでいろいろ変更もできるので、最初からこっちにしておけばよかったです。

一番の問題は、指向性と距離。特定の場所だけに発光したいので、指向性を高いLEDを使用しました。距離もあるので、高輝度のLED。拡散を避けるためにケースのスリットも適当な幅を取って、加工。



受信側は、秋月で売っている、ケーブル付きの受信モジュールを使用しました。

本体側は、抵抗を1つ追加するだけの改造で大丈夫。


結果は、、、屋内ではオッケー。

しかし、屋外では、ほぼ受信失敗。

バイクの向きなのか、屋外では乱反射があるのか、わかりませんが、

受信できる時のが少ないという結果。

取り付けに試行錯誤してみましたが、最終的にはあきらめました。


残念。

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