サスペンションモニター② vl53loxの制御

2020/03/01

ダンパー計測 電子回路

普段から扱いなれているワンチップマイコン H8/3694を使って、vl53l0x制御を試します。


まずは、Arduinoのソースコードを読み解き、初期化プログラムをポーティング。ソースコードにコメントがあるのが助かりました。しかし、、、、複雑な計算式もあり、丸め誤差が起きてしまうのは、妥協しました。そうです。H8は、アセンブラで書いています。

また、I2C通信のため、デバッグも大変でした。ロジアナが必要です。むかーし、手に入れたUSB接続のロジアナは、Win10では使えず、中国製の安いのをポチりました。


コピー商品らしく、ソフトは本家をダウンロードするようです。これでは、本家は痛手ですね。そのうち、ソフトがハードの純正チェックし始める気がします。

ロジアナを使って、Arduinoのサンプルプログラムを動作比較しつつ、1つ1つポーティングしていきました。毎週末使って、一か月以上かかったような。。。一通り、動くようになったのが、2019年10月末でした。


VL53L0Xを制御できるようになったら、今度はグラフィック表示です。GUI化が必須なので、以前作ったECUモニタで表示できるようにバージョンアップです。


バージョンアップを始めたものの、このECUモニタは、ECUの他、タイム計測も行えるようにしてあり、さらにVL53L0Xとの通信&表示は、メモリや処理速度が厳しいです。

そのため、タイム計測と同じく、センサー部は、PICに任せることにしました。すなわち、、、、初期化プログラムをさらに、PICにポーティングです。PICはシリーズごとにメモリ構成が異なるので、大変です。VL53L0Xの制御をPICでできるようになったのは、2020年2月頃になってしまいました。


2020年から、会社での部門が変わり、メンタルをかなりヤラれる部門だったので、一旦中断してしまいました。


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