19号機の完全復活も遂げていない中、新しい?QY20を入手。
外観は液晶焼けしているが、保護フィルムも残っており、使用感は少なそう。
電源入れても、液晶反応しない。電気ノイズ的な反応もなし。音も全くなし。電源投入時のノイズ音さえしない。修理は難航するかも。
裏カバーを外す。裏カバーを留めている5本のタッピングビスの固着具合では、一度も分解されていない感じの手ごたえ。ノイズシールドカバーに指紋も付いておらず、分解、改造された様子はない。
ケーブル類を外して前面パネルと裏カバー、シールドカバー付きの基板に分ける。基板と裏カバーは電池ケーブルでついている。シールドカバーと電池ケーブルをつないでいるはんだ付けを剥がして、基板単体にする。
基板はキレイ。タバコヤニもなく、埃や環境影響はほとんど見られない。40年前の製品なので、フラックス等の残存と、コンデンサ液晶漏れと思われる痕はある。
無水エタノールで清掃していると、気になる点が1つ。
裏面にある電解コンデンサ液漏れの影響か、チップコンデンサが腐食している? これはパスコンと思われるので、故障原因とは関係なさそうだが、交換したほうがよさそう。一通り、清掃後、基板単体でチェック開始。
- ×:バックアップバッテリーは空。
- 〇:電源ONで、DCDCで5v出ている。
- 〇:DAC、アナログ用の5v出ている。
- ×:液晶用の負電圧10vは出ていない。
- 〇:リセット回路は正常。
次に、自作の代替液晶にて表示状態を確認。当然、表示されない、、、、と思いきや。
なんと、表示していた。表示状態から、データ信号線が断線している様子。またリブートを繰り返すので、他の信号線も断線しているかも。しかし、CPUは動作していることが確認できた。最後に、試しに工場モードで起動させてみると、なんと、起動した。
ROMバージョンが古い。うーん。。。。。- RAM R/W : NG まぁ、そうだよね。
- RAM Battery : NG これもそうだよね。でも、1.4vというのは変。断線の疑いあり。
- Power Battery : OK 2.4vと出ている。これでOKってどういうこと?
- LCD Test : 一部画像が崩れている。RAMの影響かなぁ。
- LED Check : これは正常
- Panel Switch : 音が小さすぎてわからない。ほとんど音が出ていない。
- MIDI : NG これがNGなのは辛い。
- WAVE ROM : OK
- PCM SIN 1kHz L : 音が小さすぎ。さらにチェックプログラムの動きが変。
- PCM SIN 1kHz R : 同じ
- 28 CH OUT : 正常
と前途多難な結果。
- データ信号線の修復
- バックアップバッテリー交換
- バックアップバッテリー検知信号線断線チェック
- パワーバッテリー検知信号線チェック
- アナログ音出力用コンデンサ全交換
- MIDIチェック
ですね。多分、データ信号線以外に断線がありそう。
つづく。








