QY20 25号機:③音質修復作業

2026/05/05

25号機 YAMAHA QY20 電子回路

 正常動作するようになった25号機。しかし、音質が悪い。Phone出力がほとんどなく、Line出力でも左右バランスが悪い(右側の音量が小さい)。原因はアナログ出力側のコンデンサの容量抜けなので、すべて交換。まずは、在庫確認。

47μF/16vが7個、10μF/16vが8個、22μF/16vが1個、3.3μF/50vが2個。

表面実装コンデンサ交換の勘を取り戻すため、液晶表示用のコンデンサ交換をしてみる。これは、22μF/16vが4個必要。ささっと交換、、、とは行かず、やはりコンデンサを取り外すのにかなり慎重に作業。ねじねじ方式が一番良い。以前、ゆらゆら方式で行ったら、ランドパターンを剥がす確率が高くなった。ねじねじ方式は面倒だが、こちらのがよさそう。剥がした後は足が残っているので、追いハンダをして取り除くのだが、追いハンダが混ざりやすいように、エタノールで表面のゴミ(コンデンサ漏れの残存)を取り除いておくのが大事。

液晶表示用のコンデンサを交換後、マイナス電圧10 vが正しく出るようになった。25号機の液晶は液晶焼けがなさそうなので、これで表示できるはず、、、とつないでみたら、液晶表示せず。壊れているみたい。残念。


続いて、アナログ出力のコンデンサ交換。まずはステレオ端子を外しておく。続いて、先ほどの練習を思い出し、慎重にコンデンサ取り外し作業。神経と時間を要する。気ばらしを入れつつ、完了。ランド整形ではんだごてを使うので、周辺を養生。そして、追いハンダを行いつつ、足を取り除きながら、ランドを整形。


今回は、1つも失敗せずに完了。素晴らしい。次に新しいコンデンサをはんだ付け。これも問題なく、完了。外しておいたステレオ端子をはんだ付けして、養生テープを剥がして完了。

電源とヘッドホンをつないで視聴。Phone出力は正常。

しかし、右側の音が若干小さい。気になってしまうレベル。右側の音出力に関係するコンデンサのはんだ付けを確認するが問題なさそう。

一番可能性が高いのは、ボリューム。しかし、ボリューム交換はとっても面倒なので、避けたいところ。まずは、関係するコンデンサのはんだ付けをやり直し。

全く改善せず。試しに、デジタルからアナログに変えるICの電源コンデンサ(C33)を交換してみる。同時に、C35,C37もはんだ付けやり直し。それでも改善せず。

うーん、重い腰を上げて、ボリューム交換かぁ。。。。
まずは、ステレオ端子を外しておく。その後、ボリュームを外す作業に入る。色々試すが、ヒートガンは効果なし。外れない。すべての足のハンダを一旦吸い取って、基板とツライチレベルでカットする。カット後、追いハンダをして、再度吸い取る。その後、可変抵抗用の足はボリューム側で切断。可変抵抗を固定する足の実装面に追いハンダ。その後、実装面側のハンダを溶かしつつ、1つづつ、固定足を外して、ボリュームを外すことに成功。これで固定足用の基板穴を保持できた。残りは可変抵抗用の足。基板裏に追いハンダをして、1つづつ取り除く。これで接続用の基板穴を確保できた、、、と思ったら、2か所、埋まったまま。どうしても吸い取れない。何か詰まっているみたい。仕方ないので、ドリルで強制的に穴を形成。これで、ボリューム交換できるようになった。

新しいボリュームは在庫がある(市場にはないかも)ので、ササっと交換。

ボリュームつまみが短いので、3Dプリンタ作っておいた備品を追加。
いざ、視聴。
全体に音が大きくなり、左右のバランスもオッケー。これで、完了!

、、、、、と思いきや、なんと、起動後少しすると、変な雑音が入り始める。どんどん大きくなる。ボリュームを最大にするとなくなるが、ボリュームが中間位置だと入る。
なんだこれ?

続く。。。。

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