QY20 19号機:外観はイマイチなQY20だけど、、、

2026/05/06

19号機 YAMAHA QY20 電子回路

 QY20のコンデンサ交換の勘どころを忘れないうちに、もう一台を修復することにした。

一年半前に入手した、QY20 19号機。

見た通り、液晶焼けが起きている。キーボードの汚れからして、基板のヤニよこれも予想され、断線に苦労するだろうなぁ。と思いつつ、電源を入れてみる。

表示しないのは想定内。

音は、、、、出た。なんと、動いている。メモリ関係、音関係の断線はないということで、びっくり。ただし、左側の音がほとんど出ていない。Line出力はかろうじて聞き取れるレベル。

まずは分解。開けた痕跡がなく、安心。


いつもの手順で、キーボード側の外装とシールド付き基板を分離して、電池接続ケーブルのハンダ部を外す。その後、シールドのはんだ付けを取り、基板単体にする。




意外にキレイ。ステレオ端子部や液晶濃度調整ボリューム付近の汚れも良いほう。

(ピンボケしてしまった)
自作の代替液晶をつないで表示させてみる(代替液晶は液晶表示用の負電圧不要)と、普通に表示した。画面表示関係の断線もない。なんと、この機体は断線が一切ない、とても状態のよい基板だった。

液晶表示用の電圧は0.4v程度。正常なら、-9.5v程度なのだが、電解コンデンサは容量抜けは発生している。液晶が焼けた状態なので代替液晶に換装する予定のため、コンデンサの交換はしないことにした。オリジナルを維持しておく。

バックアップバッテリーも空っぽ状態なので、ボタン電池仕様に変更。

次に、音関係。悩んだ挙句、出力側の47μF/16vのコンデンサのみを交換して、音を確かめることにした。ステレオ端子を外して、プラスチック部分を養生して、コンデンサ7個をネジネジ方式で外す。残っている足の頭をニッパで切って、土台を取り去る。その後、ランドパターンを整形。

かなりキレイに出来たので、簡単に新しいコンデンサをはんだ付けして、完了。

代替液晶に付け替えて、外したパーツを組み付けて完了。

音は、、、、若干、左が小さいかもしれない、、、、というレベル。驚いたのが、ボリュームノイズが全くないこと。

外観はイマイチだったけど、実はとても良い機体だった。
これで、しばらく使ってみて、問題なければ、修復完了。



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