起動画面後に、動きが遅くなる原因を突き止めました。
原因は、MIDIの受信割込み。
前回、クロックやウェイトを仮説検証しましたが、問題なし。今回、リセット信号を疑いつつ、リセット信号の問題ならばリセットしてしまうよなぁと、眺めていて、その横にある、MIDI受信に気づきました。
別の機体では、NOT回路ICが壊れて、リセットがL固定(リセット状態)になっていたことがあります。今回もNOT回路ICを疑いつつ、オシロスコープで信号波形を見てみると、NOT回路に入る前の信号が浮いた状態でした。
さらに別の機体で、MIDI受信回路のフォトカプラが壊れていたことがあったので、フォトカプラの波形を見ると、正常。よって、フォトカプラとNOT回路間の断線が濃厚。テスターで調べると、やっぱり断線でした。
子の断線により、浮いた信号が高速にHとLを繰り返し、CPUはRX受信処理を繰り返していたようです。なぜ、HとLを繰り返していたのかわかりませんが、動かない原因はわかりました。
断線した部分を拡大すると、こんなに汚い。
試しに音を聞いてみると、Phone端子、Line端子ともほとんど音が聞こえません。かすかに聞こえるので、アナログ部分のコンデンサを全交換ですね。
ひとまず、進展。また経験値が上がりました。