QY20 6号機は、LCDを9号機に移植したので、LCDなし状態でした。先日、自作LCDができたので、耐久評価も兼ねて、LCDを組み込みました。
11号機と比べて、キーボードがきれいですね。この6号機、完全な状態と思いきや、意外な故障が見つかりました。MIDI-OUTが出ない。実は、MIDIインタフェースの故障は結構あるみたいですね。ほとんど使わないので、故障に気づきません。今度から、チェックの1つにしよう。
MIDIの故障の原因は、
- IC13(74HC14:インバータ)の故障
- IC10(410PT:フォトトランジスタ)の故障。MIDI-INが使えない。
- 断線
ランドを均して、新しいチップをはんだ付けします。はんだ付けの際、動かないようんテープ固定しましょう。
結線されたか、念には念を入れて、チェックします。かなりの確率で結線されていません。
自作のバルクデータバックアップ・リストアツールでテストしたところ、正常にMIDI送受信できました。これで、6号機も完全(LCDは違うけど)な状態です。
余談ですが、MIDI-OUT信号が出ているか、簡単にチェックできるチェッカーを作りました。単に、4-5にLEDを付けているだけですが。。。
QY20のMIDI-OUTは、keep-aliveみたいな信号を出し続けているので、その信号でLEDを光らせているだけです。