QY20 6号機:⑧ボリューム交換に挑戦

2024/02/14

6号機 YAMAHA QY20 実験 電子回路

 音周りの大修理を行った、QY20 6号機。ボリューム摩耗による左右のバランスが悪いです。

ボリューム最小でも左側から音が聞こえます。ボリュームを上げていくと一瞬、途切れたあと、右側の音が早く大きくなり、中央あたりで、左右バランスが整います。下げていくと右側のほうが早く小さくなり、左側の音だけ残ります。最小の手前で一瞬音が途切れます。

こんな感じ

本体に収まる、同じようなボリューム形状を探していたところ、
なんと、同じ型のボリュームを見つけました。すごい!!

すぐにポチって、本日、届きました。半信半疑でしたが、同じ形でした。

よーく見ると、つまみ部分の背が低く、外装を閉めると、つまみを操作できなさそうです。
いざ、交換、、、、とんでもなく大変でした。
ボリュームを固定しているハンダは、なにか特殊な材質なのでしょうか。通常のハンダとほとんど混ざりません。また、融点が違うのか、なかなか溶けません。そのため、基板の両面ではんだ付けされているのを剥がすのはほぼ無理でした。足を切って、なんとかはんだ付けされている足を取り除きましたが、はんだ吸い取り器では、ホール内のハンダを吸い取りことができず、ホールを再生できませんでした。仕方なく、無理やり、穴を作りました。

で、なんとか交換完了。

すっきりと収まりました。

やっぱり、つまみが低い。。。

音は、、、完璧です。素晴らしい。



ボリューム操作が下手で、いきなり大きくなったように聞こえますが、左右同じ音量で線形で大きくなります。

外装をつけると、ボリューム操作できなくなりました。

3Dプリンタで、つまみサポートを作成したところ、ぴったりで、かつオリジナルより操作しやすくなりました。

  • バックライト付きLCD(画面小さめ)
  • アナログ音出力周りレストア(ボリューム含む)
  • ボリュームつまみ大型化

という、QY20レストア&カスタムの一台となりました。




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