引き続き、QY20 14号機の修理。
まずは、Line出力。L側もR側も完全に出ていないので、他の原因かもしれませんが、音が出ない場合は、C57とC72を交換。
コンデンサを取り除き、同型の新品コンデンサに交換。試聴してみると、問題なく聞こえました。Line出力は、Phone出力より小音量ですが、その通りに聞こえます。Phone出力も修理にかかります。R側の音量が若干、小さい気がします。ほとんどわからないレベルですが、「そうなのかな?」と思い始めると、気になるレベルです。敢えて、修理するレベルではありませんが、少しでも良い状態にしたいので、修理します。
Phone出力で交換するのは、C56とC71。
ここはLine端子があり、ハンダ処理できないので、Line端子をいったん外します。周囲も半田ごてを当てて溶かさないように、養生します。いつものように、慎重に表面実装コンデンサを取り除き、パターンを均して、新しいコンデンサを半田付けします。
トラブルなく、作業できました。あとは、Line端子をはんだ付けして、ケースに戻します。
きれいな状態で作業が完了しました。今回の修理はうまく行きました。
音も完璧です。表示もきれいです。キーボードもきれいです。外装の擦り傷等はありますが、ほぼ完全な状態の14号機になりました。