QY20 13号機の修理で、 0.65mmピッチの足にジャンパーをはんだ付けします。そのためにポチったこて先が届きました。
無事、ジャンパーをはんだ付けできました。極細ケーブル、はんだ付け部の仮固定、ケーブル側の予備ハンダなどいろいろ経験値も助けてくれました。以前の悲惨な失敗が糧になっています。
いざ、電源ON.....変化なし。
開発用のWin11がクラッシュしていて、ロジアナが使えません。調査は、新しい環境ができてからです。その代わり、液晶表示を直すことにしました。いつもなら、コンデンサ交換から入りますが、今回は、コンデンサとMAX680の導通チェックをします。
なんと、、、ほとんどが接触不良です。無水エタノールで掃除して、再度チェック。
- MAX680のPin3とC27のマイナス
- MAX680のPin6とV+
- MAX680のPin4と液晶の濃淡調整可変抵抗
この3つが断線状態。これらをジャンパー配線しても、-10v出力しないため、コンデンサも交換しました。
チェックすると、-10v出てます。これで液晶表示するはずです。いざ、電源ON
工場リセットでは、こんな画面が出るときもあります。それ以外は、真っ青状態ですが、一応、液晶表示の電気的な部分は修理できました。
MAX680周りの断線状況、及び、この表示の出方を見ると、まだアドレスバスやデータバスが切れていそうですね。この基板の劣化状況では、断線といたちごっこかも。