電子回路作成には、はんだ付けが必須です。
カチカチのタイヤを履いたバイクでは自由に走れないように、はんだ付けをしない電子回路作成は、ほとんど何も作れないのではないでしょうか。
はんだ付けには、半田ごて、こて先の選定が重要ですが、同レベルで重要なのが、こて先クリーナーです。半田ごてのワット数が目的の作業と合っていないと、熱量が強すぎたり、すぐに温度が下がってしまったり。こて先の大きさや形が違うとはんだ付けが難しくなります。
同じように困るのが、こて先にハンダが載らなくなってしまったとき。撥水が効いたように、はんだをはじいてしまうと、はんだ付けは全くできません。配線の被覆を焦がしたり、プラケースなどにこて先が当たったりすると、徐々にハンダが載らなくなってしまいます。
軽症の場合は、水分を含んだスポンジ(こて台についている黄色いスポンジ)でこて先の表面をきれいにして、やにペーストで馴染ませると回復します。それでもなかなか取れない場合、これが役立ちます。
金属タワシのようなクリーナー部にこて先を突き刺します。意外に、、、びっくりするほど、きれいになります。スポンジのように拭うのは危険です。ハンダが飛び散る可能性があるので止めましょう。
この金属タワシのようなクリーナーは、とってもお薦め。
おまけ情報ですが、これでも回復しない場合は、最終手段です。
これをこて先に付けて、復活させます。これを使ったことは一度もありませんでした。しかし、先日、会社の半田ごてが真っ黒、金属タワシのようなクリーナーでもダメでした。こて先全体にハンダが全く載らない状態だったのですが、これを使って復活させました。簡単に復活とは行きませんが、何度か繰り返せば、復活します。