QY20のデータは、以前PCにバックアップするために作ったハードがあるので、それを使ってQY20のバルクデータの中身を「正」として、確認します。
チェックポイントは、4か所。
- MIDI-IN(UART受信)の読み込みデータが合っているか
- EEPROMに書き出すデータが合っているか
- EEPROMからの読み込みデータが合っているか
- MIDI-OUT(UART送信)の送信データが合っているか(代わりのPC送信)
E2Eテストではないですが、4つ目のデータと比較すると、NG。
いろいろ調べてみると、2=3=4です。1を確かめる前に、ひょっとして「正」としたバルクデータが違っている可能性を疑います。
PCにバックアップするツールでは、QY20に戻すときに、チェックサムエラーを起こしていました。今回のチェックで見つかった差異は、データ抜けと一部上書き(抜けたデータが他の部分に書かれていた)なので、元のツールのバグの可能性もあります。
バルクデータのフォーマットが壊れているとか、個々のデータに外れ値(F8~FEとか)となさそうなので、QY20にリストアしています。
素晴らしい、「complete」と表示されました。成功!!
バルクデータにはチェックサムもあるので、データもあってるようです。違っていると、PCのバックアップツールのようにチェックサムエラーが出ると思います。
ということで、試作は終了です。
ここまでは手持ちの部品で作ってきました。
未だ、秋月電子では、PIC16F1825が在庫切れなので、このまま、PIC16F1823を使って、手元にない、1024kbitsのEEPROMを使ったケース付き、EEPROMを交換しやすい形のハードに仕上げていく予定。
久しぶりに基板発注してみるかも。