試作品のハードは、7セグのLEDや使わないボタン、切り替えスイッチが複数に分かれているとか、実用しづらいです。シンプル化したハードに変更し、簡単で使いやすいガジェット化をしました。
3回路2接点のスイッチがないため、アナログスイッチTC4066で回路化。NOT回路も欲しいのですが、7404は場所を取るので、トランジスタで回路化。ということをやっていたら、試作品よりごちゃごちゃしてしまいました。
ガジェット化では、LEDは5つ、スイッチ1つ、ぼたん1つです。
スイッチでバックアップ、リストアを切り替えます。それぞれのLEDが点きます。
ボタンで、バックアップ/リストアを開始します。実行状態を示すLEDと、エラーが起きたことを示すLEDがあります。
バックアップ側に切り替えているときは、QY20とつながっていることを示すLEDがあります。バックアップを開始するとデータ量が増えて、LEDの点滅の仕方が変わります。
格段に使いやすくなりましたが、LEDの点滅の仕方や点灯の意味が分からないので、表示の仕方をもう一工夫必要です。
回路設計と回路作成で10時間位かかりました。
ハードテストでは、QY20からのデータがフォトカプラを通過できていない問題が発覚。フォトカプラをTLP250からTLP250Hに変えたのですが、TLP250だと動くので完全にチップの問題。、その原因究明に2時間位かけました。原因はケアレスミス、TLP250Hは電源電圧5V では動きません。。。。さらに、はんだ付け不良があり、330Ωの抵抗で信号が途絶えてしまいました。抵抗を含んだ離れたところで測るときちんと導通。全くの原因不明。さんざん調査したところ、原因ははんだ付け不良。ケーブルをつなぐと接触がなくなり、ケーブルを外すと接触されるようです。テスターで測るときにケーブルを外していたので、導通していたようです。こんなようなはんだ付け不良が数か所あり、手間取ります。
ソフトの変更は、LED表示、スイッチを変えたので、そのUI制御プログラムを全面変更、3時間位。LED表示がシンプルになったので、状態遷移のパターンをシンプルする必要があります。さもないと、どんな状態になっているのか、LEDの点灯、点滅だけではわかりません。その状態遷移の変更で2時間位。
バックアップ、リストア処理自体の変更は行っていないので、そこは一発オッケーでした。
合計2日弱でガジェット化完了です。
はんだ付け不良が数か所あり、その原因にたどり着くまでの調査などで、3,4時間かけていると思います。