QY20のデータバックアップを、予備機のQY20にコピーしています。バックアップの目的は、電池切れによる消失、電池交換時の全クリア対策です。
QY20のメモリがいっぱいになったときは、対策がありません。そのため、以前、バルクデータ(打ち込んだ全データ)をPCに転送するハードを作りました。単に、MIDIインタフェース仕様の31250 BPSと、ターミナルアプリのサポートする19200/38400bpsに変換するハードです。
この方法では、PC上のターミナルアプリの操作がとっても面倒なので、ハード単体で使えるものを作ろうと、昨日から始めました。
このブログページでは、ハードの回路図やプログラムコードはありません。
●ハード仕様
- CPU:PIC16F1823(UART, I2C, 6つのI/O ポートが必要なため)
- EEPROM:24FC512(以前、使ったことがあるため)
- TLP250:フォトカプラ、MIDI入力用
- 7SegLED:表示部(これだけで、なんとか表示させる)
- ボタン2つ(ページ選択、リストア)
- スイッチ1つ(2回路3接点のスイッチがないので、実際には3つ)
●システム仕様
- バルクデータを、8種類バックアップ可能。(白ボタンで選択。LEDで番号表示)
- バックアップ、リストアを切り替え。(スイッチで操作。LEDのピリオド部で表示)
- バックアップは、QY20で開始操作。(LEDの表示部で、回転表示)
- リストアは、本機器で開始操作(赤ボタンで操作。LEDの表示部で、回転表示)
操作は簡単に、表示はハードとの兼ね合いでできる範囲で、という感じです。
7~8時間かけて、回路設計と基板配置設計。
4時間位で、ハード完成。
アジャイル型、ボトムアップで機能部品から始めます。
- 割り込み処理(すべての基本となるため)
- 7segLED表示。
- キー入力(チャタリング対策)
- MIDI通信。
- EEPROM制御
こんな順番で進めます。(続く)