サスペンションモニター⑤ センサー回路完成

2021/04/10

ダンパー計測 電子回路

 センサー回路、プログラムは、1年前に作ってあったのでそのまま利用しました。

追加の設計は、送信頻度と送信方法です。VL53L0Xの計測速度をテストした結果、40ms単位で送ることにしました。1秒間に25回計測です。そのデータを、Bluetoothを使って送り続けることにしました。


問題は、Bluetooth通信です。前作のラップ計測ツールでは、データ転送にコネクション不要のノーティフィケーションパケットを使いましたが、今回は、かなりの頻度でデータ送信するため、コネクションします。

スマフォアプリも並行開発しています。すり合わせるようにセンサー側とアプリ側を改良してます。iOSのアプリを作りつつ、RN4020の設定・制御を確認。相変わらず、RN4020は使いづらいです。接続に関しては、LightBlueを使って、androidとiOSの両方で確認しましたが、OSの違いなのか、微妙に動きが違うのも苦労しました。片方は検索できるのに、もう片方はできないとか。


一通り、動作確認でき、センサー回路、センサープログラムが動くことを確認しました。


このガジェットの一番の課題は、検知範囲です。車体側に固定し、測距する対象は、サスペンションの先のタイヤ側です。当然、動きます。測距する範囲が広いと、対象物を特定できず、動きによって対象物が変わり、正しく測距できなくなります。実験したところ、検知範囲は非常に狭く、うまく動きました。VL53L0Xは、このセンサーとして使えることがわかりました。一安心。これで、センサー側の回路は決定です。

商品を想定して、基板発注しました。今回は、赤色で発注しました。



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