QY20 20号機:②仮説を立てて、確かめるが、進展なし

2025/02/05

20号機 YAMAHA QY20 電子回路

 20号機は、起動画面表示後に、動きが止まる、一部のみ表示、異常に表示が遅いなど、原因推測もできない挙動になっている。


WAIT線が浮いていて、動きが遅い」「一部ICのクロックが止まっている、または遅い」など、可能性の低い仮説だけど、確かめてみる。


WAIT線は、CPU(IC2)59ピンとGateArray(IC5)9pinの結線のみ。→接続あり

何の信号なのか不明だが、TC線というのが、CPU(IC2)41ピンと音源IC(IC7)14ピンをプルダウンで結線。→これも接続あり。プルダウンあり。

バックアップ電池の供給線が切れているのかも、と確認。SRAM(IC4)32pinとリセットIC(IC1)1pinの結線→接続あり

次に、クロックをチェック。

CPUクロックはCL3で、24MHz。オシロで測定すると、23.8MHzとでるので多分正常。

音源ICのクロックはCL1で、9.4MHz。セラロックみたいな形。これも正常。

残り1つは、LCDコントローラのCL2で、4.9MHz。これも正常。


結局、原因掴めず。再度、信号線を全チェックかなぁ。ROMのパルスを見ると、ヒゲが出ているが、これは関係ないよねぇ。。。。


つづく。




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