以前、使用工具の紹介で、簡易ロジアナと、簡易デジタルオシロを取り上げました。
たまに調べる程度では、このような簡易的な計測機器でなんとかなる(結局、分からない場合もある)のですが、頻繁に回路作成するようになり、これらの計測器では支障が出てきました。具体的には
- ロジアナは8本のプローブがあるが、プルアップ、プルダウンの弱い端子のプローブに他の端子の信号が乗る。
- ロジアナをPCにつなぐのが手間。さらにグランドやプローブが外れやすく、たびたび結線状態をチェック、再接続が必要になる
- オシロの精度が低いので、大まかな波形しか取れない。テスターのロギングレベル。
- オシロでは同時に複数の波形をとれない。
などなどです。精度、信頼性、手間がかかるというのが、大きいですね。
ということで、安価で高性能、初心者向けには十分な機能を備えたデジタルオシロを購入しました。RIGOLの最安値のロジアナ「DS1102-ZE」ですが、プロトコルアナライザも付いてるので、とても便利です。
説明書はダウンロードが必要で、さらに内容は初心者には全く分からないレベルですので、使ってみて、困って調べて、、、と成長するしかなさそうです。
まだまだ、使い始めたばかりですが、
- デジタル出力とアナログ信号を同時に測定
- 2つの信号の微妙なズレ
- ヒステリックノイズの出方
- リップルノイズの拡大
などなど、便利かつ気づかされる問題が見えてきました。
バイクのリアタイヤ代で買えてしまう金額です。
管理ロジアナを使用している方は、このロジアナをお薦めします。